
8月6日~8日まで、U-18が、TSUKUBA DREAM CUPに参加するために
つくば遠征に行ってきました。
2016年の第1回目から、コロナ禍で開催されなかった年を除いて、すべての大会に出場しています。
U-15とU-16が混じって行われるこの大会は、ときわFCU-18の選手にとっては、「1学年下の選手との真剣勝負」「県内外の強豪チームとの対戦」といった、普段のリーグ戦とは違う刺激のある大会です。一人のサッカー選手として、「相手選手を正しくリスペクして戦う」ことが出来るかを問われる面白い大会です。
1日目結果
vs鹿島アントラーズノルテ(U-14)
1-1(トレーニングマッチ)
vs TRAUM SV つくば
5-3○
vs 水戸葵陵(U-16)
0-2×
ノルテ戦とトラウム戦では、ボールを保持しながら攻め込めていますが、簡単なパスミスから失点して雰囲気が悪くなってしまいます。
トラウム戦では前半0-2のビハインドから、後半にMF米川(アントラーズノルテ)と朝倉(勝田一)と須藤(ジュノーFC)が交代出場して、良い連携から5得点して逆転勝利しました。
米川は、得意のドリブルを活かしつつ、取られても取り返す切り替えの早さを見せ、攻撃のリズムを作りました。朝倉はセンターFWでの起用に奮起してゴールを連発!献身的なプレーと声掛けでチームに活力を与えてくれました。
葵陵戦はこの日3試合目となり、足を攣る選手も増えて足が止まってしまいました。ボールを保持される時間が多かったですが、キャプテン岩間を中心に身体を張った守備で対抗しました。結果は負けですが、成長の兆しが感じられる試合となりました。
2日目
vsビアンコネロFC
0-1 ×
vs TRAUM SV 岐阜
3-1 ○
vs 清水FC
6-0 ○
1試合目はU-15のビアンコネロFCとの試合。どうしても個人技に頼ってしまう展開となり、パスミス・連携のミスから自滅に近い形での敗戦となりました。
しかし、この敗戦から学ぶことも多く、2,3試合目ではサポートの質が改善されてチームでポゼッションを高めることができました。また、チームで意見を出し合う場面が見られて試合を重ねる度に成長する選手たちがとても印象的でした。
この結果を受けて、得失点差で予選リーグ3位となり最終日は決勝トーナメントに進むこととなりました。
最終日
決勝トーナメント1回戦
vs水戸葵陵
2-1〇
予選リーグを全勝で1位となった水戸葵陵との対戦。雪辱を果たすために、選手も気合十分でした。
試合は前半セットプレーで失点し先制を許しましたが、後半に入ってもポゼッション率を高めながら戦い、良い形の崩しからPKを2本獲得して逆転に成功しました。
この大会中の成長が見られた試合と言って良いでしょう!
エキシビジョンマッチ

ときわFC U-18からはキャプテンの岩間がTDC選抜に選ばれ、筑波大学蹴球部とのエキシビジョンマッチに出場!若干表情が硬いですね!
準決勝と決勝の合間でしたが、良い経験となりました。
決勝戦
vs鹿島アントラーズノルテ
1-3×
この大会で得点を量産した朝倉の活躍で奮起したFW坂倉がこの日2点目となるゴールで先制に成功。米川が古巣に恩返ししようと果敢に戦うなど、チーム一丸となって頑張りました。しかし、ノルテは昨年度の優勝チームでとても質の高いチームです。前半に同点を許すと後半には逆転を許して敗戦。結果は準優勝となりました。
この3日間、試合での勝敗はもちろんのこと、対戦相手や仲間、ピッチ外での生活からも多くの気付きがあったと思います。学年関係なく、ピッチに立ったら一人のサッカー選手として相手をリスペクトしてプレーすることの大切さも理解できたと思います。
今後の選手の成長に期待します!
